アロエで防ぐしみ・そばかす

皆さんご存知のアロエは、古くから世界各地で薬草として重宝されてきました。日本でも「医者いらず」と呼ばれていたほど昔から愛用されていて、胃腸の調子を整えたり、火傷や切り傷の治療に重宝され(管理人も昔、火傷したときは祖母が庭からアロエを切ってきて塗ってくれたものです)、また下痢止めとしての効能も高く評価されてきました。

そのアロエが、近年になって様々な研究が行われた結果、美肌効果も持つことが分かってきました。

アロエに含まれるヌルヌルやゼリー状の部分は、多糖体という高分子化合物で、納豆やオクラのヌルヌル成分も同じ仲間です。

このアロエの多糖体が、紫外線を浴びることで起こる皮膚の抵抗力の低下を防ぐ働きがあることが、アメリカの研究者らによって明らかにされました。

またアロエの多糖体には肌の保水力を高める働きがあり、皮膚細胞への水分補給と水分維持を同時に行ってくれます。

そのほかにも、アロエには肌を瑞々しくぷるぷるにするコラーゲンを生成する働きもあります。

そればかりではなく、シロチナーゼというしみやそばかすが出来る際に働く酵素を押さえる働きもあり、その結果しみ・そばかすの出来にくい肌を作ってくれるのです。